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荘川桜コラム

荘川桜の品種について

都市部で街路樹として植樹されているもののほとんどが、ソメイヨシノという新種の桜。この種は手入れが簡単で、毎年確実に濃いピンク色の花を咲かせます。
しかし荘川桜は、ソメイヨシノではなく、エドヒガンという種類の桜。ソメイヨシノの片親とされることでも有名で、春に咲く花弁は、限りなく白に近い淡いピンク色で、幹はごつごつと隆起しているのが特徴です。

エドヒガンの和名は『江戸彼岸』。東京方面で多く栽培され、彼岸の時期には咲いていたことからこの名がつきました。
小木のソメイヨシノとは異なり、樹齢が100年を越す大木が多く、高さは20メートル以上になることもあり、本州以南や中国大陸の一部に自生します。別名、ウバヒガン、アズマヒガン、タチヒガン。

『桜博士』と呼ばれた笹部新太郎氏は、ソメイヨシノを「桜に非ず」と認めませんでした。大自然の中で長い年月をかけて巨木に育つ山桜とは異なり、ソメイヨシノは若木が多く、大きく成長するものは少ないのです。花の気品という点からも、笹部氏は山桜の雄大さを好みました。
江戸時代以前は、桜といえばすべからく山桜のこと。和歌に詠われた桜も、笹部氏の愛した山桜のことだったのです。

エドヒガンの花弁は白に近いピンク色

エドヒガンの花弁は白に近いピンク色

荘川桜も、樹齢450年余りにもなる大木です

荘川桜も、樹齢450年余りにもなる大木です

山桜には、ソメイヨシノにはない雄大さがあります

山桜には、ソメイヨシノにはない雄大さがあります

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